このページで紹介する宿場は中山道69次の48番 細久手宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡、または残っていないものも紹介しています。
中山道史跡専門のガイドブックのように活用できるよう心がけて編集していますが、特に個人的興味は江戸時代の中山道なので東山道時代または明治期以降の史跡についてはあまり関心を払っておりません。
史跡ポイントの紹介はできるだけ日本橋方面から京都に向かって載せるようにしています。
各宿場の境は中山道69次資料館館長 岸本豊氏の著書を参考に設定しています。異議・異論ある方いらっしゃいましても暖かくスルーしてください。
中山道69次の48番 細久手宿情報
基本情報
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
本陣位置
高札場位置
無料駐車場位置
各史跡について
できるだけ江戸方面から近い順または見て回りやすい順に掲載しているつもりです。また位置情報は記事下の地図にまとめて入れておくのでご参考ください。
取材日
- 2024年11月28日~2024年11月30日
写真とコメント
それぞれの位置情報は記事下の地図を参照してほしい。
弁財天の池
「杜若生い茂れリ。池の中に弁財天の宮あり」と壬戌紀行。今は弁財天はなく庚申像があるとのことだがそこまで確認していない。
女男松の跡
陽松女陰神と石碑に刻まれ男女の形をした松が信仰されていたというが現在は枯れていてどれが松なのかわからず残念。碑のみ。石碑はあるはずらしいがわからなかった。
奥之田一里塚(瑞浪一里塚)
県史跡で両方ともいい形で残っている。
浮世絵描画地
茶屋ヶ根
細久手庚申堂
1798年の大火後に宿の鬼門を守るために建てられた。宿を高台から見渡せる。
地図
高札場跡
碑が残っているのみでなんともいえない。背景のピンクのヒモがなければそれなりに味のある写真は撮れたかもしれないが微妙に残念な気分。
大黒屋旅館酒井家
現在も旅館として営業している。問屋兼旅籠屋で本陣が狭かったため旧尾張藩の定本陣でもあった。向かって右の入口は案内所となっているようだ。
小栗本陣跡碑
茅葺門で間口13間あったとされるが現在は碑のみ
脇本陣跡
裏手に土蔵のみ残るとのことらしいが形跡不明。すでに取り壊されているのではないかと思う。
地図
日吉・愛宕神社
長い石段の上に本殿。「林の中に鳥居あり。石坂の見ゆるをなんぞと問えば産土の神なりと答ふ」壬戌紀行
地図
皇女和宮の井戸
平岩くじ場跡 馬頭観音
人足や駕籠かきがくじ引きで順番決めなどしていた
地図
平岩
巨大な岩盤の露頭によりここらの地名も平岩といわれた。
地図
平岩辻の道標(石標)
大中小の石標があり、読み取れるのは小に「西 つはし みたけ」、大に「土岐頼兼公??所」で中は比較的現代に建てたもののようなことが彫られている。
平岩辻の山灯篭
設置してある場所が民家の敷地内なのであまりしげしげと眺めていると不審者扱いされかねないので適当な位置から撮影して早々に立ち去らなければならないところがちょっとつらいところ。
西の坂道標
「左中仙道西の坂 旅人に上り下り」と刻まれている。
秋葉坂の三尊石窟
後ろに秋葉社の石祠があることからここの坂を秋葉坂とよぶ
地図
中山道旧鎌倉街道分岐 鴨之巣辻の道祖神碑
鴨之巣一里塚(県史跡)
昔の村境で現在の市境(瑞浪市と御嵩町)。地形上の理由で中山道の道幅が急に変わっている
地図
山内嘉助屋敷跡
大名が休憩にも利用していた酒造屋の石垣が残っている。
地図
津橋の巨石
中山道分間延絵図でも描かれている巨石。大神様と呼ばれ雨乞いをしていた。
地図
熊野神社
農村歌舞伎の舞台が残る。
地図
個人的に未踏破な史跡
- 上記写真のないもの
個人的に行ったまたは行っておきたい地点のマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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