このページで紹介する宿場は中山道69次の最終地点三条大橋。最終地点といっても69番ではない。69番は大津宿である。ではなぜ中山道70次といわないか?次ぐ(継ぐ)のはあくまで途中駅であるからだとか。日本橋と三条大橋は途中駅ではないので次(つぎ)ではない。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなっています。
まだ取材途中ですが一部見られたのでページを公開します。今後見てないところの写真を撮ったら追記していきます。
中山道69次の終着地点三条大橋情報
基本情報
→10.5km大津宿
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
【関連】
高札場位置
無料駐車場位置
大都会なので無料駐車場はない。
ただし高札場後の斜向かい(三条大橋の東詰に大型有料駐車場があるので橋周辺を観光する際にはここが使いやすい。
各史跡について
できるだけ江戸方面から近い順番に掲載しているつもりです。また位置情報は記事下の地図にまとめて入れておくのでご参考ください。
取材日
2024-09-22
写真とコメント
それぞれの位置情報は記事下の地図を参照してほしい。
*伏見・六地蔵道標
地蔵堂に六地蔵が祀られている。井戸は全国定飛脚の名を刻む。
地図
*五条別れ道標
「左ハ五条橋 右ハ三条通」
地図
*天智天皇 山科陵(御廟野古墳)
天皇陵があるためこのあたり地名は御陵、水時計設置の故事に因み日時計が置かれている
地図
*御陵(みささぎ)一里塚
北塚跡に三体の地蔵
地図
旧東海道道標 (日ノ岡の峠道)
九条山 車石
*車石の名磐
大津ー京都間は五街道で唯一牛車の通行が許された道。再現されたモニュメントがある。
地図
粟田口刑場跡
蹴上 ~義経ゆかりの地~
*史跡三条通白川橋道標
中山道最古の道標「三条通白川橋 是よりひだりち於んゐんぎおんきよ水みち」
地図
明智光秀の塚【 史跡 】
高山彦九郎皇居望拝之像
吉田松陰にも影響を与えたとされる江戸時代中期の尊王思想武士。実は群馬県太田市付近の出身らしく熊谷市出身としてはあまりに近くて親近感湧いてしまう。
三条大橋
豊臣五奉行の一人増田長盛が小田原出陣に合わせ木橋を石柱の橋脚に変えて欄干擬宝珠に銘を刻んだ。今も12個の欄干擬宝珠中11個に読めるとのこと。面倒だったので全ては見ていないが確かにそれぞれの擬宝珠にいろいろ刻んであった。
池田屋騒動 擬宝珠刀傷跡
2箇所の擬宝珠に刀傷の跡が生々しく残っていた。1箇所は赤く錆びたようになっていてさらにリアルだった。
旧三条大橋の石柱と高札場跡
豊臣秀吉が造らせた日本初の石柱橋の遺構がここに残る。
弥次喜多像
弥次喜多両氏は十返舎一九の小説にでてくる架空の人物であるが東海道やら中山道を徒歩でおもしろおかしく旅して回った人物で象徴としてここにこうした像があるのはわかる気がする。東海道中膝栗毛はAmazonで1200円ぐらいから。
原文は難解だが現代語訳を読むとかなり面白い。
昔の木屋町三条
佐久間象山寓居址
加賀藩邸跡
その他
ご存知清水寺近くの坂から法観寺の塔を望む。早朝にもかかわらず外国人をはじめとして大勢いたのでズームで撮った。その清水寺近くは古い町並みがきれいに並んでいてインスタ映えスポットとして世界中からインフルエンサーを呼び集めている。でもシナ人が頻りに汚しているのも間違いなさげ。非常に不快。
あの京都の五重塔を風情のある道との写真はいったいどこで撮っているんだろう?自分も行って撮りたいなあと思う方のために地図へのリンクを貼っておこう。でもいつ行っても人が大勢だろうから無人の道を撮るのはほぼ不可能と覚悟しておいたほうがよい。
▼伏見稲荷大社の千本鳥居。ここは京都に行ったら見てみたかった。修学旅行でも行った記憶がない。ここも早朝にもかかわらず結構人がいた。ともかく京都市内観光は早朝がゴールデンタイムで6時半過ぎたらもう諦めるべしだ。
▼伏見稲荷大社の境内で見かけた猫ちゃん。耳が桜になっているのでここで放し飼いされているのかな。
個人的に未踏破な史跡
- 多数
個人的に行ったまたは行っておきたい地点のマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
¥1,483 (中古品)(2024/01/05 13:59時点の価格)
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中山道浪漫の旅 東編
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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