このページで紹介する宿場は中山道69次の42番妻籠宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなるよう常に編集しています。
史跡ポイントの紹介はできるだけ日本橋方面から京都に向かって載せるようにしています。
以前管理人が宿泊した妻籠宿の松代屋についてお知りになりたい方は以下の記事をごらんください。
中山道69次の42番妻籠宿情報
基本情報
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
高札場位置
無料駐車場
残念ながら妻籠宿は国の重要伝統的建造物群保存地区だけあってやたらタダで駐車させてくれるような場所はなさそう。
基本的に何時間いても500円が相場のようなので潔く払って見物しましょう。
宿泊施設
「妻籠宿」に該当するホテル・宿一覧の検索結果 – じゃらんnet
妻籠宿周辺×近い宿 お得に宿泊予約 – [Yahoo!トラベル]
妻籠宿周辺の宿泊施設 | 楽天トラベル
各史跡について
取材日
- 2021年8月11日
前日に奈良井宿までドライブし道の駅奈良井木曽の大橋で車中泊した。当日早起きし約1時間で当宿場まで到達した。駐車場はどこも有料である。無料のところもあるかもしれないが数カ所みつけた町営駐車場はすべて有料だった。 - 2022年8月13日
訪問したわけではなく通過したのみ。ちょっと見るだけでも駐車代を払わねばならないし、どうせ見るならしっかり見たいが特に見たいところはない。しかもコロナ禍を皆さん気にしなくなってきて結構混んでる。 - 2023年5月13日
妻と松代屋へ宿泊して楽しんだ。
写真とコメント
たいしたコメントしていないので写真だけ見て楽しんでもらえればいいかと思っている。
実際には自分で行ってみるのが一番感動するので多くをここで語っても仕方ない。ただなにしろ自宅から遠い。といっても飛行機つかわなきゃいけないとか海を超えるとかじゃないのでそこまで遠くはないんだよね。
熊谷宿からほんの数百キロだから昔の人だったら徒歩で何日もかけて行かなきゃだったんだけど今なら1日で着くから一泊車内で泊まると覚悟すればいつでも行ける距離ではある。
こんなすばらしいところにめったに行かないのももったいない。ぜひ頻繁に行ってみたいものだ。
神戸立場
「あん餅を味ひみるに、味ひ都下にはづることなし」(壬戌紀行)今も庭園が美しいとのこと。
地図
かぶと観音
木曽義仲の兜を飾っていた観音像を祀ったという言い伝え。
地図
袖振りの松
今は枯れ水舟に加工されて残る。
地図
上久保一里塚
原形留める。西塚の上には枝垂梅が植わる。南木曽町では三留野宿本陣・和合・とともに中山道三大枝垂梅で呼んでいる。
地図
くぼほら茶屋跡
浮世絵描画地
妻籠宿北入囗
鯉ヶ岩
「形鯉に似たるより名に呼ぶ」と木曽路名所図会にあるが、明治24年の濃尾地震により横転し鯉の形が偲べるかどうか。
地図
熊谷家住宅
見学自由らしい
地図
口留番所跡
高札場跡
この下の地蔵沢の水車から見上げるとさらに風情を感じる。もう一枚は高札場から坂を見下ろした景色。
水車小屋
本陣 人馬会所(問屋場)跡
島崎藤村の母の生家で兄広助が最後の当主であった。馬籠宿には「夜明け前」の舞台となった藤村生家がある。
▼おなじような写真だけど。
脇本陣奥谷(林家)
問屋と庄屋も兼ねていた。明治10年木曽五木の禁制が溶けた後に総桧造りで再建したもの。▼道端におおきな釜。かつて味噌を作る大豆を煮るのに使ったものだとか。
妻籠観光案内所
旧警察署。妻籠宿は「売らない貸さない壊さない」の原則で全国町並み保存の先駆け。
地図
枡形の跡
見どころは上丁子屋の馬繋輪、招き看板、石置屋根に復元して公開する下嵯峨屋。路面は非舗装であり座頭市のロケでも使用された道。
枡形の坂道の下は路面が土のままで映画「座頭市 あばれ火祭り」のロケでも使われた。
妻籠宿がどんなふうに撮られたか観たい方は1:15:00ぐらいのところから見られる。
寺下の町並み
寺下地域は妻籠宿の拡大で後から誕生した地域。
尾又 おしゃごじ様
江戸中期までの飯田道が分岐していた地点。縄文時代の頃から信仰されている神様だとか。
地図
石柱道標
飯田に通じる大平街道を示す。「西京 東京」と刻む。大平宿は東にある。
地図
大妻籠
信州型卯建をもつ家屋が並ぶ。民宿「つたむらや」は秋篠宮が紀子様とゼミ合宿にて結婚を決められた宿。
地図
大妻籠道
藤原家住宅
大妻籠一里塚跡碑
民宿こうしんづかの横の仮設橋を渡れば行けるらしい。
地図
下り谷の一里塚
倉科祖霊社
松本城主の家臣倉科某と従者30余人が豊臣秀吉の朱印状をもらって帰る途中木曽の土豪たちの襲撃で討死した場所でその後山崩れがあったため祠を建てている。
地図
男滝女滝
吉川英治の「宮本武蔵」でここでお通とのロマンスが描かれた。
地図
神居木
樹齢300年の椹(さわら)があり特異な枝ぶりが「天狗の腰掛け」と呼ばれる。
地図
一石栃白木改番所跡
*一石栃立場茶屋
「単弁(ひとえ)の桃の花さかりなり。立場あり一石栃と云。人家多し」(壬戌紀行)1軒の茶屋が残り復活した旅人接待人がいる。
地図
個人的に未踏破な史跡
- 上の写真のないところ
地図
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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