このページで紹介する宿場は中山道69次の17番坂本宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなっています。
中山道69次の17番坂本宿情報
基本情報
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
高札場位置
不明
本陣位置
金井本陣跡
佐藤本陣跡
無料駐車場
無料駐車場ではないかもしれないが旅籠たかさごや跡に面したT字路路肩が広くなっていていかにも駐車場っぽい。あまり長時間でなければ停めておいても咎められることはなさそう。(個人的想像)
坂本宿周辺の宿泊施設
現在の坂本宿
現在の群馬県安中市松井田町坂本。JR信越本線横川駅から国道18号線(旧道)を軽井沢方向に2kmほど行ったところにあり、その途中に碓氷関がある。中山道有数の難所であった碓氷峠の東の入口にあたり、本陣と脇本陣合わせて4軒、旅籠は最盛期には40軒ある、比較的大きな宿場であった。
引用:坂本宿 – Wikipedia
写真とコメント
碓氷関所
高麗門は復元だそう。坂本宿は上州であるが女性の通婚圏は信州に制限されていたので食文化は信州風である。(中山道浪漫の旅東編より)
宿場入り口 下木戸跡
▼2010年代友人と軽井沢からのサイクリング途中で坂本宿という宿場町だった道を通った。
各家の前に当時屋号だった名前が同じ形の看板に明記されていて時代を偲ばせる。宿場は見通しのよいまっすぐな道である。
この下木戸の開閉は明け六つ(午前6時から暮れ六つ(午後6時)までであった。
余談であるが、当時の記憶を辿ってみると道路が相当広かったような印象だったが実際には片側一車線で見通しが良い道路というだけで大通りというわけでもない。
なぜか広々とした道の両側に宿場があるという記憶が残っている。子供の頃の記憶はだいたい重厚長大なものとして覚えているが大人になって同じ場所に行ってみると「こんなもんだったのか」と思うことはしばしばあるが大人になってからの記憶でもそういうことがあるというのは面白い。以上余談。
佐藤本陣跡
脇本陣永井家
屋号一覧
▼公民館前には屋号一覧が掲示されていて、ここの集落のほとんどの家の見えるところに屋号の書かれた看板が掲げられている。
酒屋脇本陣跡
酒屋脇本陣跡でこちらは今は公民館として使われている。
旅籠かぎや跡
▼こちらは旅籠かぎやの案内標識
旅籠たかさごや跡
▼「たかさごや」は俳人の小林一茶が定宿として常用していたということ。
▼その「たかさごや」とはここの家であるが現代では普通の家のようで宿としては経営していなさそうであるが、看板だけはしっかり掲げてあった。
▼家の敷地に入るのは憚られたので望遠で撮影してみると確かに「たかさごや」と書いてある。
旅籠
▼ここはたぶん旅籠つたやで若山牧水の定宿だった。
上木戸跡
もちろん復元ではあるがここが京方からの坂本宿入口であることがうかがえる。
芭蕉句碑
寛政2年に刎石山に建てられたが明治期にこの地に降ろされた。(中山道浪漫の旅東編より)
個人的に未踏破な史跡
碓氷峠の史跡多数
マイマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
まとめ
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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