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中山道69次7番 鴻巣宿 迷いやすい要所に道標があり歩いて通るには便利

宿場

このページで紹介する宿場は中山道69次の7番鴻巣宿。

江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。

ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなっています。

中山道69次の7番鴻巣宿情報

地名の由来

諸説あり、1つは昔「国府の州」がここにあり「こくふのす」が転じて「こうのす」になったというもの。

1つはコウノトリが大蛇を退治したという伝説があり、感謝した人々が鴻の宮を建て、いつしかそれが鴻巣と呼ばれるようになったというもの。鴻の宮は鴻神社のことか。

基本情報

  • 本陣:1
  • 脇本陣:1
  • 旅籠屋:58
  • 家数:566
  • 熊谷宿16.5km←|→7.9km桶川宿
  • 最寄り駅:高崎線鴻巣駅0.4km

引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本

本陣位置

高札場位置

不明

無料駐車場位置

なしだが1時間200円程度の有料駐車場がところどころにあり。

宿泊施設

鴻巣駅×近い宿 お得に宿泊予約 – [Yahoo!トラベル]
鴻巣駅周辺ホテルMAP-じゃらんnet
鴻巣駅周辺の宿泊施設 | 楽天トラベル

各史跡について

できるだけ江戸方面から近い順番に掲載しているつもりです。また位置情報は記事下の地図にまとめて入れておくのでご参考ください。

取材日

2023年9月2日

写真とコメント

それぞれの位置情報は記事下の地図を参照してほしい。

加宿跡碑

宿に隣接する村に人馬の負担をさせるとともに宿同様の権利を認めたと本にある。

鴻巣宿間の宿加宿跡碑

人形町

京都伏見の人形師が住み着いたのが起源らしい。

鴻巣宿人形町

鴻巣市産業観光館ひなの里

明治期の蔵を利用したもので中も見られるのかもしれない。

鴻巣宿産業観光館ひなの里 鴻巣宿産業観光館ひなの里

道標

現代になってから設置されたのであろうが鴻巣宿はこのような道標がそこかしこにあり、それらを見つけるのもまた楽しい。

鴻巣宿道標

小池本陣跡碑

塾の前に宿の石碑が残るとはこれいかに。路地を入っていくと猿田彦大神が祀られている石碑がある。

鴻巣宿本陣跡碑

本陣後ろの猿田彦大神と記念碑

鴻巣宿猿田彦大神と記念碑

道標

現在の町の中心部という感じの交差点にある石碑だとおもったらやはり鴻巣駅前の通りだ。

鴻巣宿道標

関東型の土蔵造り

関東型の土蔵造りというらしいが関西型というのを現時点ではしらないのでコメントできない。

鴻巣宿関東型の土蔵造り

鴻神社

コウノトリにちなんで子宝に恵まれるご利益があるといわれている鴻神社。

鴻巣宿鴻神社

鴻巣宿鴻神社由緒 鴻巣宿鴻神社の手水舎

▼みごとな松の巨木。もしかして御神木?

鴻巣宿鴻神社の巨大松

 

道標

加美町の分岐路を江戸方面から左へはいったところにある。

鴻巣宿道しるべ

氷川八幡神社

鴻巣宿箕田氷川八幡神社

宝持寺

渡辺綱が父と祖父を供養するために建立したとされる寺。渡辺綱は平安時代末期の武将で渡辺氏の祖なのだとか。

鴻巣宿宝持寺

箕田追分道標

箕田立場、追分地蔵、茶屋富士屋があったとされる。追分地蔵は交差点反対側の地蔵堂にある。

鴻巣宿箕田追分 鴻巣宿箕田追分うしろの馬頭観音

浮世絵「中仙道69次」のうち「鴻巣・吹上富士」が描かれたあたりの記念碑

ここあたりで描かれたと碑は主張しているが、ここらあたりは吹上村ではなく富士山の方向からみても疑わしいらしい。

鴻巣宿浮世絵地

前砂の一里塚跡

碑が残るのみ。

鴻巣宿前砂一里塚跡碑

道標

鴻巣付近は旧中山道がずいぶんと分岐しているので現代の旅人が迷わないようにとの配慮なのか分岐している道路にはこのような道標があり迷わないようになっている。ちなみに徒歩ならちゃんと見る余裕はあるが自動車だと見逃して旧中山道から外れることが多々ある。

鴻巣宿道標

間の宿吹上の跡碑

鴻巣宿と熊谷宿のあいだは結構ながかったので間の宿があったらしい。ただし間の宿は宿泊サービスは禁止されていた。休憩のみだ。

鴻巣宿間の宿吹上道標

道標

熊谷商工信用組合吹上支店の向かいあたりで旧中山道は直角に曲がっている。この鳥正というお店の看板も目印になる。

鴻巣宿道しるべ 鴻巣宿道しるべ

この道標からすぐ南に追分があり左の道は日光火の番街道だった。右が旧中山道江戸方面。

日光火の番街道分岐点

吹上間の宿跡碑

鴻巣宿道標間の宿

感想少し

日本橋から鴻巣宿ぐらいの区間はもはや自動車をちょっと停めて町を見るということが気軽にできない。

管理人はもっぱら木曽路を追求してきたが日本橋から鴻巣までも記事を完成させるために今回鴻巣宿を巡ったが桶川から日本橋間は自動車で巡るのはほぼ絶望的といえよう。

しかも時代を感じられる町としての景観はほとんど残っておらず部分的に建物が当時のままに近い状態であるものがあるが大部分は近代的な町で石碑などを探して歩くのみになってしまいやや残念だ。

ただ道標を探しながら移動するだけでも楽しく、宿駅そのものの長さはいったいどこからどこまでで測れば良いのかという疑問が湧く。奈良井宿が東山道で一番長い宿場だというが、ここ鴻巣宿も長いのではないかとぼんやりと感じた。

奈良井宿など田舎だと集落とそれ以外の境がはっきりしているが、鴻巣あたりになると江戸にも近い「やや都会」なため集落とそれ以外の境が曖昧になっているのだろうか。そのため宿場がずいぶん長いと感じるのかもしれない。

個人的に未踏破な史跡

  • 今のところなし

個人的に行ったまたは行っておきたい地点のマップ

地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。

地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。

参考にした資料

上記の他にもみどころいろいろ書かれている。

参考にした書籍
4784071741
中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)

¥1,483 (中古品)(2024/01/05 13:59時点の価格)
平均評価点:5つ星のうち4.1
>>楽天市場で探す
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4784072837
中山道浪漫の旅 東編

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平均評価点:5つ星のうち4.6
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中山道浪漫の旅 西編

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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。

熊谷宿16.5km←|→7.9km桶川宿

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