このページで紹介する宿場は中山道69次の26番芦田宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなるよう常に編集しています。
史跡ポイントの紹介はできるだけ日本橋方面から京都に向かって載せるようにしています。
中山道69次の26番芦田宿情報
基本情報
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
本陣位置
高札場位置
不明
無料駐車場位置
山浦家脇本陣敷地が空き地になっていて数分程度なら駐車(停車レベル)可かと思われるが、もう少し長く停めておきたいなら徒歩2分程度の位置に立科町役場があるのでそちらでもよいかもしれない。
各史跡について
取材日
- 2021年6月5日
- 2022年5月6日
- 2022年7月23日
- 2023年1月7日 宿場内ではなく前後の一里塚などと重点的にみた
写真とコメント
江戸側桝形
珍しく京都側にはなく東側にのみあるという桝形。車を停車しておける場所が近くになかったので場所の確認のみで素通り。
芦田宿山浦脇本陣跡
本陣 土屋家住宅(県宝)
元は戦国武士であった土屋家が本陣と問屋を兼ねていた。妻入玄関、唐破風の客間は寛政12年の建築だそうな。みどころは元笠取峠頂上にあった小諸藩領界石の一部が庭の一隅にある。
立派な門構えであるが開いていたので門の外から少しばかり中を伺い見ることができた。
脇本陣山浦家
脇本陣
▼こちら交差点挟んで脇本陣がもう一軒あり。
金丸土屋旅館(旧旅籠つちや)
現在も旅館として営業している。江戸後期の切妻半入の出梁造。庵看板と卯建がある。金丸氏は武田信玄に従って甲斐国からの土着とのこと。
庵看板、煙出の小屋根、卯建、切妻平入の出梁造りなど見ておくべし。
牛宿中村屋
昔は宿内では牛で荷駄運搬を行っておりここがかつて牛宿だった。建物西の空間は牛舎だったらしい。
地図
津金寺
鎌倉時代は信濃の豪族滋野氏に、戦国時代は武田信玄に庇護されたという。滋野氏宝塔は県宝。700基もの五輪塔が並ぶ。
地図
笠取峠 常夜燈
芦田宿入り口の交差点に常夜灯があったがこれはおそらく新築または移築したものかなと思われる。
母娘・道祖神(芦田)
▼その常夜灯から脇道少し入ると双体道祖神らしき石像がある。
笠取峠 マツ並木碑(県天然)
1.6kmに渡り中山道最長の松並木がかつてあった。現在は本数こそ減ったものの散策が楽しめる。
浮世絵描画地このへん
笠取峠松並木公園
松並木の通りがそのまま公園になっていた。ドライブの途中で休むにはよいところ。
笠取峠の再現金明水
峠にあった金明水を再現している。
道祖神
小諸藩領界石
小諸藩領界石の再再建したものがここにあるらしい。
地図
笠取峠一里塚跡
浮世絵 「あし田」
石荒坂
笠取峠立場跡
ここに峠の茶屋という食堂が現存しているが立場跡との関連は不明。碑らしきものものも見当たらないのであきらめる。
個人的に未踏破な史跡
- 上記写真のないもの
マイマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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