このページで紹介する宿場は中山道69次の21番小田井宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなるよう常に編集しています。
史跡ポイントの紹介はできるだけ日本橋方面から京都に向かって載せるようにしています。
中山道69次の21番小田井宿情報
基本情報
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
本陣位置
高札場位置
かつてはここが高札場だったという掲示があり、現在は別の場所に石碑が建っている。
無料駐車場位置
一応あるにはあるが大型車は道に直角には停めにくかろう。
▼最初に見つけたここに駐車してしまったが小型車1台程度、しかも駐車可なのか不明につき使わないほうが無難。
小田井宿周辺の宿泊施設
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各史跡について
取材日
- 2022年4月8日 快晴 朝7:30ごろ家を出て一般道にて直行で向かってここに来た。宿場の面影が色濃くは残っていないが多少の風情は感じられる場所である。
- 2023年1月8日 見残した史跡を見に再訪
写真とコメント
浅間山のすぐ麓だったりする
となりの追分宿までは浅間根腰の三宿だが、ここは少し離れている。とはいえよく見える。
▼この写真を撮るぐらいしかできなかったんだけど、実は小田井宿って浅間山の麓にある宿場なんだと。だから中央の奥にうっすらと雪を被った浅間山の裾野が写っているのがかろうじて見えるだろう。
浮世絵「小田井」
御代田(大久保)一里塚
県史跡。江戸初期まで中山道は塚の間を通っていたが30m程度南に移され塚だけここに残る。御代田は明治8年以降の地名。
地図
御代田町交通記念館
急勾配なため鉄道のスイッチバックがかつてあった。現在機関車が展示されている。
地図
浮世絵描画地このあたり
龍神の杜公園
田切は竜神が削ったものだという龍神伝説があり、新幹線建設で出た土でここらの田切は埋められて公園とした。45mの龍を展示する。
地図
小田井城跡
久保沢と井戸沢の浸食で形成された台地に立地。北以外の三方は極めて急峻。城域は北端の二重空堀から南端まで約600mと広大。城内は現在農地として利用。
地図
女傑 安川ハル
東口(江戸口)跡
上の枡形このあたり
地図
21.小田井宿 十九夜塔
安川本陣跡
本陣門と見越しの松が残る。主屋は石置屋根の名残。和宮の拝領人形にまつわる祭りが行われる。
▼標識には、「現在、その本陣の客室部を良好に残している」と書かれているが中を見られたのだろうか。できれば見たかった。
上の問屋跡(安川家住宅)
問屋さんというのは大名行列が宿場を利用するときの物入りのいろいろを手配するところだったらしい。安川家上の問屋跡と安川家本陣の間に本来の高札場跡もある。
高札場跡
上の問屋跡のすぐとなりに高札場跡。
上の問屋跡
出梁造りと連子格子
地図
脇本陣すはま屋跡
立て札のみだけどさすがに敷地は広い。こういうところの家に住んでいる人って子孫なのかなって毎回疑問に感じる。
下の問屋跡(尾台家住宅)
主屋は妻入本棟造り、破風には懸魚が下がる。大戸と潜戸がある。伝馬の荷物を置く長屋門あり。庭の松は樹齢300年というもろもろの見どころはちゃんと現認していない。
上の問屋と下の問屋というのは大名行列が通過するときの世話を月の前半後半で受持を分担していてそれで上と下と呼んでいたらしい。
下の枡形
直角ではないがカーブしてる。
高札場跡碑?
下の枡形の角を脇道に入っていったところにある御高札場跡という碑。ここの碑に意味は不明。
鵜縄沢端一里塚跡
旧家と標識
▼特になんというわけではないが古い家だったのと家の前に中山道小田井宿という標識があったので撮っておいた。
個人的に未踏破な史跡
- 上記写真のないもの
マイマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
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上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
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