このページで紹介する宿場は中山道69次の22番 岩村田宿。
江戸方(東京)から京方(京都)へ向かって残っている史跡を紹介しています。
ガイドブックのようにどなたでもご活用いただけるよう中山道専門サイトとなるよう常に編集しています。
史跡ポイントの紹介はできるだけ日本橋方面から京都に向かって載せるようにしています。
中山道69次の22番 岩村田宿情報
基本情報
城下町であったため本陣・脇本陣ともに1軒もない。
引用元:Amazon.co.jp: 中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版) : 岸本 豊(中山道69次資料館長): 本
高札場位置
不明
無料駐車場位置
街全体が観光地という雰囲気ではないので特に観光客用の駐車場は設けられていないが子ども未来館の駐車場を利用することは可能かと思われる。ただし休館日は駐車場も閉まっているので注意。
岩村田宿周辺の宿泊施設
- 岩村田駅周辺のホテル・旅館 – 宿泊予約【じゃらんnet】
- 楽天トラベル:岩村田駅 周辺のホテル・旅館
- 岩村田駅に近いおすすめホテル・旅館 お得に宿泊予約 – [Yahoo!トラベル]
- 岩村田駅に近いおすすめホテル・旅館 宿泊予約は [一休.com]
各史跡について
できるだけ江戸方面から近い順または見て回りやすい順に掲載しているつもりです。また位置情報は記事下の地図にまとめて入れておくのでご参考ください。
取材日
2023年12月29日
写真とコメント
それぞれの位置情報は記事下の地図を参照してほしい。
住吉神社内善光寺道道標
住吉の祠と呼ばれる空洞のある欅は樹齢400年。落雷などで空洞になる。入り口に破損した善光寺道道標がある
駐車場は北側の細い道から入ると数台分ある。入り口に破損した善光寺道道標がある。
樹齢400年住吉の祠
住吉の祠と呼ばれる空洞のある欅は樹齢400年。落雷や不審火などで空洞になった。
「善光寺道」の碑
交通事故で壊れたものが復元されたもの。元の道標は住吉神社入ってすぐのところにある。佐久甲州街道は北国街道小諸宿と甲州街道韮崎宿を結んでおりここで800m重複交差している。
近くに駐車または停車しておける場所はないので住吉神社を見てそのまま数十メートル徒歩で行ってみるのがベター。
武田信玄遺骨出土地
龍雲寺は武田信玄が再興し、後に信玄の遺骨を密かに葬ったところといわれている。総門の勅額に室町時代の正親町天皇(おうぎまちてんのう)が書いたとされる「東山法窟」がみどころ。
地図
石並城(大井城)県史跡
標柱のようなものは特に何もなく、道から上を見上げるのみ。確かにこの上に城があったかもしれないなあと眺める程度の感動はあるかもしれない。
王城のケヤキ
県天然記念物のケヤキ。かなり高台になっており大井城の主郭が現在大城公園となっている。大井城は岩村田藩の城ではなく鎌倉時代から室町時代の城で大井宗家の本拠地であったという。
荒町通り
ここの南北の通りは古い宿駅で「民家六千軒交易四達し、賑わひ国府にまされり」といわれるほどのだったらしいがちょっとよくわからない。
地図
岩村田陣屋跡
現在の浅間会館の場所。岩村田藩は小大名のため城はもたなかった。
*佐久ホテル
室町中期創業「郷宿篠澤」から続く。所有者は現在も篠澤氏。長野県一の老舗ホテル。
地図
岩村田遊郭の大門址
1889年、佐久市岩村田の東部に遊廓が開業。鼻顔稲荷神社の対岸に位置し、追分宿から移転した「分里郭」11軒が営業。5階建ての「本嘉女屋」はドーム付きで特徴的だった。wikiより
現在は壮大なゴミ捨て場という感じになっているが4本の門柱はちゃんと残っていた。駐車場は近くにないと大門の周囲がやや広いので一時的な停車は許してほしい。
*岩村田城跡
明治維新の4年前に着工したので未完成に終わる。天守閣予定地跡の祠に内藤氏の家紋「下り藤」が見られる。
地図
藤ヶ城(岩村田城)址の『土塁』
藤ヶ城(岩村田城)址の『土塁』
岩村田城 土塁
枡形
信号のある交差点の左奥へ行くと江戸方、神社鳥居の前の道を手前左に来ると京方という流れ。
佐久甲州街道の石碑
「右甲州道 左中山道」と彫られた石標があったとされる。民家の門の横に石があるが当時の石標は今はない。周囲は完全な住宅街でしかも道は狭く駐車も停車もできるところはないので最悪枡形前のコンビニに停めて速やかに見てこよう。コンビニの利用も怠らないように。
若宮八幡神社 常夜灯移設2基
「下仁田道」銘の常夜灯が境内中央、枡形にあった「石尊」常夜灯が境内南東隅にある。
境内東側に2〜3台の駐車場あり。
浮世絵描画地あたりと平塚一里塚跡あたり
榎が左手に見えて遠景に小諸の富士見城跡、上田の烏帽子岳と描かれているようだが同じ風景はみられないよ。
南塚跡は水田で北塚跡には現在民家。駐車は不可能だがすぐそばの中部横断自動車道の側道がほとんど通行がないので一時的な停車をさせてもらおう。
相生の松
かつては黒松と赤松が寄り添うように生えており和宮降嫁の際には縁起が良いということで野点小休地になった。
地図
赤岩弁天堂
浅間山噴火による岩屑が赤かったのでそれを信仰し赤岩とする。
地図
個人的に未踏破な史跡
- 上記写真のないもの
感想
木曽路へ行く途中で何度も通ってはいたが駐車できる場所がほとんどないので取材するのが後回しになっていた。
地方のこぢんまりした都市という感じではあるが史跡は残っている。見逃した史跡を見にいずれまた訪れたい。
個人的に行ったまたは行っておきたい地点のマップ
地図のダウンロード方法はパソコンで地図部分右上の[ ]みたいなのをクリック→地図を別画面で表示→左サイドバー上にある点(・)3つをクリック→地図をコピーまたはKMLをダウンロードでできます。
地図をコピーを選ぶと自分のGoogle Driveに地図がコピーできると思います。KMLでダウンロードをしたあとはそれをCSVに変換する方法は検索して調べてください。
参考にした資料
上記の他にもみどころいろいろ書かれている。
参考にした書籍中山道69次を歩く 究極の歩き方120(改訂版)
¥1,483 (中古品)(2024/01/05 13:59時点の価格)
平均評価点:
>>楽天市場で探す
>>Yahoo!ショッピングで探す
中山道浪漫の旅 東編
¥4,390 (コレクター商品)(2024/01/05 14:00時点の価格)
平均評価点:
>>楽天市場で探す
>>Yahoo!ショッピングで探す
中山道浪漫の旅 西編
¥1,760 (中古品)(2024/01/05 14:01時点の価格)
平均評価点:
>>楽天市場で探す
>>Yahoo!ショッピングで探す
上記の著者 岸本豊氏の運営する中山道69次資料館についての記事も別ブログで書いているのでご興味があればどうぞ。
コメント